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| 眼底出血（網膜静脈分枝閉塞症） | |
● 恐ろしい「死の四重奏」･･･動脈硬化とは、動脈の壁が厚く硬くなった状態で、そのため、血液を全身に送り出すのに、より大きな圧力が必要（高血圧）となり、血管の細い部分では血液が滞り詰まりやすくなる状態です。この様な状態が高じて眼底出血や心筋梗塞・脳梗塞等の恐ろしい病気も発生します。 ● 大切な早期発見・早期治療･･･この眼底出血の中で、特に代表的なものが「網膜静脈分枝閉塞賞」という病気です。すなわち、網膜の動脈と静脈の交叉部で血管がつまり、そしてせき止められ、行き場が無くなった血液が、血管壁から炎が吹き出るように出血して、眼底出血を発生する病気です。 ? そして、眼底出血や網膜の腫れが網膜の中心部にかかってしま ? うと、視力が下がり、物がゆがんで見えたりします。 ? このため、眼底出血は、早期発見と早期治療が特に大切で、 ? 治療には、まず、内科の先生と連携して、内科的治療を行い ? ながら、眼科でも内服薬や「レーザー光凝固治療」が行われます。 ? ところが、このような治療をせず、放置しておくと、出血がひいた後も、新生血管というもろい血管ができて、今度は ? 眼球の中にまで出血（硝子体出血）を起こして著しく視力が低下します。 ? そのためにも、こうした恐ろしい合併症を予防するには、 ? 内服薬以外に「レーザー光凝固治療」が必要となるのです。 ? 特に御高齢の方は、視力低下に気付いたら、放置せず早期に ? 眼科専門医を受診されることを、お勧め致します。 ? ? |
網膜の血管がつまり、せき止められた血液が、血管壁から炎が吹き出すように眼低に出血します。  |
